お腹を押さえた時に硬い人は「気」や「血」の巡りが悪いことが多く、柔らか過ぎる人は「気」が不足していることが多いようです。
気血水の不足は性能力の低下につながります。気血水を補いつつ巡らせるようにしましょう。適度な運動をすることで巡りは良くすることができます。ストレスによっても気の巡りが悪くなるので、おおらかに過ごして精神を安定させましょう。また、子宮が冷えていると女性ホルモンの分泌が少なくなり、卵子の育ちが悪くなったり着床しにくくなります。身体を冷やさないようにすることが大切です。
「腎」はホルモンや生活活動を担っているため、不妊時は「腎」が弱まっていると考えます。そのため、「腎」に効果のある、山芋、黒豆、黒ごま、エビ、クコの実などを積極的に摂ると良いでしょう。赤ちゃんの発達障害を防ぐ葉酸(レバー、モロヘイヤ、ブロッコリー)や血液を作り子宮環境を整える鉄(レバー、赤身肉、まぐろ、ひじき)、女性ホルモンの分泌を活性化させる亜鉛(牡蠣、大豆、豆腐)を摂ることも心がけましょう。
漢方の観点では、気血水の充実や腎の養生が大切なポイントですね。
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