口内炎は、細菌などの感染、食べ物などの物理的な刺激、ストレスや疲れ、栄養不足など様々な要因によって引き起こされます。
中医学では「熱」がこもることで口内炎ができると考えます。辛い物、アルコールなど体を熱くする食べ物を摂ったり、ストレスによって「湿」や「熱」が体にこもると口内炎ができやすくなります。また、生命エネルギーの源である「気」や体を潤す「水」が足りなくても、熱がこもり口内炎ができやすくなります。
口内炎ができた時は、体を熱くするような脂っぽい物、辛い物、アルコールを控え、うがいをして殺菌をしたり、しっかり睡眠をとることが大切です。また、粘膜を正常に保つビタミンA(うなぎ、レバー、緑黄色野菜など)、粘膜を丈夫にするビタミンB群(玄米、豚肉、牡蠣など)、細菌に対する抵抗力をアップするビタミンC(赤ピーマン、ブロッコリー、柿など)を積極的にとると良いでしょう。
暑さも増してきて、熱がこもったり疲れの溜まりやすい季節になってきました。つらい口内炎とはさよならして健やかな毎日を過ごしたいですね。
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