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ジャーナル
QONFY JOURNAL
Interview 漢方薬マイスターを訪ねて

大阪・兵庫を中心に調剤薬局を展開する祥漢堂薬局。関西では名の知れた老舗薬局チェーンに特に漢方を生業にご活躍されている薬剤師がいると聞き、先日訪ねてきました。日頃から医療の現場に携わっている専門家からみて、QONFYは一体どう映るのか、聞いてきました。

■本日のお相手
祥漢堂薬局 篠山口店 管理薬剤師
JPEC認定薬剤師、国際中医専門員 
田中 和宏 [たなか かずひろ] さん (通称:カズ先生)

大学で薬学を学び、新卒で薬日本堂へ入社。5年間従事したのち、現在の祥漢堂へ移り10年目。大学時代、西洋医学の“対処療法”ではなく、患者さん個々人の“体質に合った療法”、つまり東洋医学にも興味があり漢方を学んできた。

西洋医学と東洋医学、どちらにも強い薬剤師になることがこれからの医療には必要であるという考えのもと、漢方に比重を置いた仕事(職場)を選び従事。現在は西洋・東洋の両面から患者さんをサポートする“かかりつけ薬剤師”を広げるべく日々活動中。

Twitter: https://twitter.com/kazusensei_kmp
漢方初心者に向けて漢方情報を発信。
毎日カズ先生クイズに参加することで、いつの間にか漢方薬がわかるようになると好評。

漢方のブームは間違いなくきている
The Kampo boom is definitely coming

− 医療の現場における漢方について語ってもらいました −

ここ数年、西洋・東洋医学、両方の側面から病気の改善を模索し薬を処方する医師が増えてきました。私の周りからも「病院に行くほどではないが、なんとなくしんどい」を訴える声が増えてきていると感じます。例えば、今の梅雨時期で言うと「めまい」「体が重怠い」といった症状の相談が多いですね。こういった症状にはまさに漢方がぴったりなのです。

病気の諸症状には個人差があり、西洋医学だけでは治らないケースもたくさんあります。その場合、漢方のような体の根本から改善するような薬を並行して処方することで、はじめて改善が見られるケースが多々あるのです。こういった相談が増えてきた状況を受けて、私たちの会社でもすでに「漢方を強化する」動きが始まっています。

QONFYはこれから漢方を始めたい人にぴったり
QONFY is perfect for people who want to start Kampo

− カズ先生にQONFYのブランドコンセプトをお伝えし、実際に商品を試飲していただきました −

女性は生理を経験することもあり、漢方の基本的な考え方である「血の巡り」が理解しやすく、こういった商品との相性がいいんだと思います。また女性は七の倍数で体が変化すると言われています。35歳からは特に体のケアが必要な時期であり、未病といえる「なんとなくの不調」がどうしても出てきてしまいます。

そんな彼女たちにとって、これらの商品の考え方はすごく理にかなっていて分かりやすい。商品数もたくさんあるわけじゃなくて、悩み別に絞られていて選びやすい。女性の代表的な不調として一般的にいわれている「肌」「冷え」「だるさ」「眠り」に加え、スマホ利用で増えた「眼精疲労」に絞っているところ、そして血を補う「なつめ」をふんだんに入れているところも評価できます。

これだけの和漢植物を入れながら、うん、どれも飲みやすくて美味しいですね。漢方茶は薬と違って「飲みやすい」「続けられる」ことがメリットなわけですから、味にこだわったというQONFYの商品は、まさにこれから漢方をはじめてみたい女性にとってぴったりな商品ラインナップだと感じます。

− カズ先生に聞いた「女性から相談の多い悩み」 −

生理不順・便秘・ダイエット・肌トラブル(ニキビ・吹き出物)
西洋医学のクリニックに行っても治らなかった、という方が多いとのこと。年齢的に出産を繰り返すと、子供に栄養が取られがちで、余計に不調が出やすい。また、出産後は子供に血を持っていかれるため精神不安も増えるのだという。血を補うといわれる「なつめ」はぜひ積極的に摂ってもらいたいとのこと。

ダイエットは夏限定!とにかく汗をかく
Diet only in summer! Just sweat

− 最後に、この時期女性が気をつけるべきPOINTについても聞いてみました −

クーラーによる冷え、そして水分の取りすぎによる冷え・むくみに注意しなければいけません。ついつい冷たい物を摂りすぎたり、クーラーばかりに当たっていると血流や水分代謝が悪くなり老廃物が溜まってしまい、秋冬の冷えや不調に繋がります。中医学の養生的には、これから夏にかけて、外に出てしっかり汗をかくことが大事。汗をかくことで、老廃物をしっかりと外に排出することが重要と考えられています。

冬太りでダイエット、といった記事を見かけますが、中医学的には「ダイエットは夏限定」だと考えてもらったほうが良いですね。秋冬はエネルギーを溜め込む時期。そんなときにエネルギーを外に排出しちゃうとかえって身体を壊してしまいます。冬の乾燥時期に余計に潤いも逃がしてしまうことにもつながります。ですからダイエットするなら今のうちに、ということも申し添えておきます。



今回、漢方薬マイスター・カズ先生からは大変貴重なお話を頂戴することができました。今後も漢方・和漢植物にまつわる様々な分野のマイスターを訪ね、私たちにとって大切なお話を伺って行こうと考えています。

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